こんにちは、戸建て7戸を運営する戸建て投資家デルです。
今日も皆さんのお役に立つ情報を共有していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
私は本業で管理職という立場であるため、今現場で起きていることも大事ですが将来会社や業界がどうなっていくかを予想して、人員配置や新しい仕掛けを提唱したりしています。
しかし部下や上司に限らず多くの人はその変化することに対して非常に悲観的です。
しかし変化が出来ない人や会社は衰退するだけです。
今回はこの記事について紹介していきたいと思います。
衰退してしまった事業
家電業界
家電業界は衰退してしまった最もたる業界だと思います。
バブル前(1980年代)日本の家電メーカーは世界を席巻していました。
多くの日本の家電メーカーが世界でトップシェアを誇り完全にバブルになっていました。
しかしバブルが崩壊し会社経営が厳しくなると、日本の企業は働き盛りに活躍していた年配社員の整理を始めました。
整理さえてしまった多くの年配社員たちは、韓国や中国と言った新興国の企業に転職、日本の家電メーカで培ったノウハウを現地のメーカーに提供することで現地メーカーが目覚ましい発展を遂げたと言われています。
今世界一の家電メーカはどこだか知っていますか?
考え方によって答えは異なりますが、売り上げベースではハイアール(Haier)です。
見たことある人も多いと思います。
この企業は中国の企業ですが、逆に世界を席巻していたシャープや東芝は衰退してしまいました。
日本が培った技術力を自ら手放し海外に安売りしてしまった結果だと私は考えています。
自動車業界
自動車業界にも同じ波が現在来ています。
時価総額では世界生産台数1位のトヨタを抜いて、テスラが世界1位になっています。
テスラがなぜ世界1位なのか?
皆さん色々な考え方があると思いますが、未来に対する期待値だと思います。
テスラは先駆けて電気自動車を販売していますが、自動運転やハイパーループと言った新しい技術を次々と発表し、自動車業界の変革を担う1社になると期待されているのです。
またGoogleのティルモという子会社で空飛ぶ車の開発を進めていて2025年には販売が開始されると言われています。
その反対側で日本の自動車メーカーはどうでしょうか?
自動運転や電気自動車の開発は進めていると思いますが、上記で紹介した先進的な技術開発には遅れを取っているように思います。
今はまだ夢物語と感じているかもしれませんが、一旦空飛ぶ車が発売され、市場に受け入れられれば、あっという間に既存の車に取って変わられてしまう可能性があると私は思います。
またテスラが提唱している無人タクシーも一度共有が始まれば、あっという間に広まり個人で車を保有する必要も無くなると思います。
なぜなら無人ですのでタクシー料金も非常に安く抑えることが出来るようになるからです。 (タクシー料金の8割が人経費と言われています)
この状況は実はフォードがアメリカでT型フォードを発売したときと似ています。
T型フォードは世界初で量産ラインによる製造に成功しましたが、発売からわずか5年で、ニューヨークの車の数は馬車を上回ったと言われています。
今回の自動車業界の変革でも似た状況が発生し、そうするとあっという間に日本の自動車メーカーは立ち行かなくなってしまうと予想しています。
この状況に気が付いたトヨタはWoven city構想を打ち出し、新しい街づくりを始めました。
しかしその他のメーカーは特に目立った活動が見られないので、将来が非常に心配です。
なぜ変化しなければならないのか?
恐竜が絶滅した理由
古くは恐竜が絶滅したことから始まります。
恐竜が絶滅した原因にも諸説ありますが、1説には巨大な隕石が地球に落下したことにより地球の気候が乱れ、氷河期になってしまった時に、体温調節の出来ない恐竜は絶滅してしまったと言われています。
逆に体温調節の出来る生物が生き残り、進化を遂げて現在に至ると言われています。
人間もアウストラロピテクスや北京原人など人間の祖先と言われている種類から進化し今に至っているのです。
状況に合わせて進化、変化できない人が絶滅してしまう良い例だと思います。
この10年進化の速度は増している
特にこの10年間を考えると世界の進化は今までのそれよりも圧倒的に早いと感じています。
パソコンが世に出て以来、そのスピードは早くなるばかりです。
CPUの演算能力は18か月おきに倍増するとインテル創業者のムーア氏が提唱したくらいです。
例えば、インターネットを使った集客や販売を行うことのできない小売店は衰退しました。
多くの商店街のお店がつぶれたと思います。
Amazonの登場で街の本屋さんは無くなりました。
上記の家電業界も同じです。
この時代の変化を掴む能力が無いと、衰退し何時しか忘れ去られてしまいます。
今ではどの飲食店も携帯1つで宅配してくれるサービスがあり、これに乗り遅れると飲食店も同じ道をたどることになると思います。
逆に時代の波に載ってうまく変革できたものだけが、今後より繁栄をしていくのだと思います。
変化出来る人になる方法
ではどうしたら変化出来る人に慣れるでしょうか?
私のオススメは普段付き合わない人と接触する機会を増やすことです。
普段、近所のお友達や会社の同僚などとだけお付き合いをしていると、その囲われたエリアの情報しか入って来なくなってしまいその考え方があなたの考え方になってしまいます。
逆に他業種など様々な人と交流の出来る所に所属することで、より多くの情報や考え方などを得ることができます。
あなたの環境があなた自身の考え方を作るのです。
私は大家の会に所属していますが、そこでは不動産の話だけではなくその他の先行情報や逆に危険な話など様々な内容がシェアされています。
参加者も専業の人から主婦、学生まで多くの人が集まっているのでいつも会話している内容が新鮮です。
今であればオンラインサロンなどに所属するのも良いかもしれません。
オンラインサロンで定期的に情報を獲得しても良いですし、オフ会などで普段接しない人と会話し刺激を受けることで、考え方や価値観が変わっていくと思います。
私は仕事人間でした
私は以前仕事人間でした。
人から求められたり期待されることに喜びを感じ、自分の仕事にもプライドを持って全身全霊で取り組んでいました。
また当時は職場の人としか接していなかったので、それが当たり前だと考えていたのです。
しかし、海外に出向しお金の勉強を始めてからはその頃よりも一歩引いた状態で仕事をしています。
そしてプライベートな時間をより大切にして、不動産投資やその他の学びにも力を入れています。
もちろん仕事に手抜きをしているわけではありませんが、違う世界を知ってしまうと会社の同僚が愚痴などを話していることを聞くのが苦痛になり、自然と同僚と距離を置くようになりました。
仕事がすべてではないと知って、今はたくさんのやることがあり大変なこともありますが、毎日自分自身の成長と変化を感じながら充実した生活を送っています。
読者の皆さんは毎日充実していますか?
今働いている会社もいつまであるかわかりません。
そうなったときに生き延びす術を今から準備していくことはこれからの時代を生き抜くために必要なスキルだと思いますので、皆さんも新しいことに挑戦し行動してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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