保険は保険としてかけましょう

こんにちは、デルです。

皆さん保険は掛けていますか?

一言に保険と言ってもいろんな保険がありますね。

しかし保険の商品を見ていると、それ保険なの?金融商品なの?と思ってしまうものをよく見かけます。

保険は保険として加入しないと損をします。

この記事ではその理由について解説していきます。

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保険とは?

保険は万が一の時に備えるもの

保険とは万が一に備えて入るためのものです。

それ以外に加入するべき理由はないと私は考えています。

例えば何十年経ったら保険金が120%になって帰ってきます!と言った商品を多く見かけますが、これは冷静に計算すると損することがわかります。

なぜなら、その資金を120%にするのであれば、他に投資した方が儲かる可能性が高いからです。

シュミレーション比較

保険の場合

仮に20年後に120%になってくる保険商品に毎月3万円加入したと仮定しましょう。

そうすると20年後の保険返還金は以下の通りです。

  変換保険金=3万円x12か月x20年x1.2 = 864万円

これは元金720万円に対して利息で144万円増えた計算になります。

しかしこれが例えば15年以上保険に加入していないと元本割れしてしまうようになっていることも多いです。

投資の場合

144万円の利益を20年後に得られるために必要な利回りを計算してみましょう。

私はこちらのサイトで計算してみました。(https://keisan.casio.jp/exec/system/1254841870)

結論から言うと、毎月の3万円の積み立てが20年後に144万円増やす貯めには年率2.2%の投資効率で達成することができる計算になります。

しかし、年率2.2%の投資効率はドルコスト平均法を用いた積み立て投資であれば達成しやすい目標です。

例えばある指標に対して連動するインデックス投資であれば、年率5%は硬いと言われています。

実際私も2008年ごろから会社の退職金として加入している確定拠出年金は、年率6%を達成しています。

もちろん景気動向に影響されるので、利益を確定するタイミングで最終的な利回りは変わりますが、機械的に毎月積み立てることで保険よりも自由に解約できますし、年率も3%は硬いと思います。

こうしたことを考えると、返礼されることを期待して保険に加入するのであれば、自分で積み立てNISAなどで運用する方がよっぽど利益を上げることが出来るです。

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保険の種類

ここからは保険の種類とその加入方法について考えていきましょう。

生命保険

生命保険とはあなたが亡くなった時にご家族に対して支払われる保険です。

結論から言うとこれは加入する必要はないと考えています。

もし住宅ローンを組んでご自宅を保有している場合は、団体信用生命保険に加入していると思います。

ローンをしている人が無くなったらローンが保険で賄われる物です。

これは住宅ローンを組むときの必須なものなので加入しなければなりませんが、もし亡くなってしまったらご家族はローンなくご自宅に住むことが出来るので、住む場所に困りません。

また年金を払っていれば遺族年金が受け取れるため、生活の補填されるため最低限の収入だけで生活は可能だと思います。

生命保険に加入しても良いかな?と思うのは、小さなお子さんが居るご家庭です。

今後お金のかかる子供の教育費用を万が一のために備えるというのであれば、保証内容は軽くでき毎月数千円で加入できます。

何万円も支払う保険に加入する必要はありません。

医療保険

医療保険は保証範囲の大病を患ってしまったときの医療費を補填してくれる保険です。

しかし、これも最小限で良いと思います。

そもそも健康保険に加入していれば、そのほとんどの治療費は保険で賄われてしまいます。

先進医療と言っても2000万円を超える治療は無いに等しいです。

もし加入するのであればこちらは掛け捨てタイプの最安の保険を選びましょう。

貯蓄型は上記で述べた通り損をする結果になりますので、掛け捨てで先進医療2000万円まで網羅される保険で十分です。

そこで浮いた金額を投資に回して利回りを担保しましょう。

学資保険

子供が生まれた後に、将来の就学の費用として積み立てるのが学資保険です。

これが一番要らないと思います。

上記で述べた通り、保険でお金を運用するより、個人でネット証券を開設して積み立てNISAをする方がよっぽど資産が貯まります。

もし加入してしまっているのであれば、すぐに解約して積み立てNISAに切り替えることをオススメします。

多少元本割れしてしまっても今から運用すればカバーできる可能性が高いです。

自動車保険

これは加入する必要があると思います。

しかし基本的には相手への保証だけで良いかと思いますので、車両保険は抜きましょう。

それだけで保険料が4割近く安くなります。

車両保険を抜いてもロードサービスなどは受けれますし、車両保険を入れるのであれば、その分の金額を投資に回して自動車代を稼ぎましょう。

火災保険

これも加入するべき保険です。

これは割高感があるかもしれませんが、家の価値の上限までしっかり加入することをオススメします。

地震保険も加入しましょう。

なぜなら日本では昨今毎年のように災害が発生しているからです。

数年に1度はあなたの家も災害に見舞われる可能性は高まっています。

家の修繕をするとき、その金額は非常に大きくなってしまいます。

その時保険に加入しておけばその修繕費用を賄うことができるのです。

これが1回発生しただけで、支払った火災保険以上の金額がカバーされる可能性が高いです。

物件の評価価値を上げておく理由としては、地震保険を適用するときに保険金が少なくなってしまうからです。

地震保険の場合は修復費用ではなく損害の大きさで適用金額が決まりますが、その時物件評価額に対して何%と言う計算がされます。

物件評価額が安いとそれだけ下りてくる保険料も安くなってしまうのです。

今後長く住んでいくあなたの家ですから、しっかり保証してもらって災害に見舞われたときはしっかり家を修繕して長持ちさせてください。

なお、住居の火災保険は今後も値上がりしていくことが予想されますので、加入するときには出来るだけ長い期間で加入することをオススメします。

保険のアドバイスは窓口で受けない方が良い

最後に保険に加入する時の注意点をご説明します。

保険を専門に取り扱うお店が大きな量販店などには必ずと言っていいほどあります。

その時どの保険が良いか、そこで相談はしない方が良いです。

なぜなら、そのお店は自分たちの利益を優先して保険を紹介・案内してくるからです。

あなたにとってベストがお店にとってもベストとは限りません。

保険を選ぶときはブログやYouTubeなどで、それぞれの保険の特徴などを説明してくれるサイトも多くありますので、そこで自己知識を蓄えて見込みを立ててから窓口で相談しましょう。

最近はネットから申し込むだけで割引してくれるところもありますので、一度調べてみてください。

ありがとうございました。

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