2021年の賃貸需要、独断で大予測!

こんにちは、デルです。

2020年は不動産業界にも少なからず影響がありました。

学生はリモート授業になり、仕事もリモートワークが始まりました。

また外出自粛の要請に伴い、転居する人も少なかったように思います。

この記事では、世間の情報を参考に私の主観で2021年以降の賃貸需要がどうなって行くか、考えていきたいと思います。

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2021年の賃貸需要予測

学生は自宅に帰る

2020年、大学生は本来であれば都心や学校の近くに新たな住居を構えて通学するハズだったものが、学校も休校をしなければいけない状況になり学校近くで一人暮らしをしていた学生も実家に帰った人は少なくないのではないでしょうか?

また、今でもまだリモート授業が多いので自宅からでも通える距離に学校がある場合は、自宅でそのまま生活をしている学生も居ると思います。

リモート授業の善し悪しは今後の学生の成績で明らかになっていくと思いますが、少なくても2021年の初期はこの流れが続いてしまうと思います。

よって、大学近くの学生向けアパートを運営している大家にとっては厳しい時代が続いていくように思います。

郊外に引っ越す?

リモートワークが当たり前のように行われるようになり、より快適な住まいを求めるため郊外に一軒家を求めて転居する人増えるという予想がありました。

しかし現実はそういった顕著な傾向は見られていません。

もちろん郊外に一軒家を求める人は一定数いらっしゃると思いますが、それはコロナの前後で割合は対して変わっていません。

それよりも、コロナの影響で気が付いた物と言えば通勤時間の無駄ではないでしょうか?

リモートワークの場合は自宅で仕事をしますので、通勤時間がありません。

しかし出社するとなると通勤しなければならず、その時間は給料を生み出さず満員電車に揺られます。

そうした通勤時間の無駄に気がついてしまったサラリーマンは多いのであはないでしょうか?

結果的に多少狭くなっても会社の近くに転居した人はコロナ前よりも増えたと言われています。

家賃を下げる人

逆に家賃を下げる目的で郊外に移住する人は今後増えていくように思います。

特に旅行業界や飲食業界は今回のコロナで大打撃を受けており、まだ顕著ではありませんが今の情勢が続いてしまうと減給する会社や倒産してしまう会社は残念ながらさらに増えてくると思います。

そうしたとき、安い家賃を求めて郊外や築古の物件に転居先を求める需要は今後益々増えてくると思います。

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2021年に大家が取るべき行動

こうした状況を受けて、今後大家さんはどのような対策をしていけばよいのでしょうか?

考えていきたいと思います。

他物件との差別化

これから人気の物件になるためにはその物件を差別化をすることがより大事になっていくと考えています。

単身世帯のインターネット無料などは、すでに当たり前の付帯設備です。

2021年も外国人の流入は多くは見込めないと思いますので、特に単身世帯の競争は激しくなっていくと思いますので、近隣の物件との明らかな差別化が出来る対策が必要です。

それが、設備なのか?家賃なのか?それともその他のサービスなのか?今後より大家さんは考えることが必要になってくると思います。

需要の開拓

 

今お持ちの物件に空きが出てしまったとき、従来通り管理会社主導で入居者を募集しても中々決めてもらえないケースはよっぽど魅力的な物件でない限り、今後より多くなっていくと思います。

最近では大家がウチコミジモティ、最近できたサイトではエコーズなど大家自ら自分の物件を入居者に紹介できる機会が増えています。

これをやらない手はありません。

なぜなら直接入居希望者の悩みや願いを直接ヒアリングできる機会だからです。

そうしたコミュニケーションを受けてあなたの物件の部屋作りにも参考になる情報が得られると思います。

管理会社の募集は継続しつつ、こうしたサービスも併用しながらより多くの入居見込み者に情報を見てもらうようにすることは有効な対策になると思います。

入居者を退去させない

入居者を退去させない努力も今後はより必要になると思います。

もし退去が決まってしまったのであれば、その理由をちゃんとヒアリングしましょう。

実は簡単に対応出来た設備的な不満足で転居されてしまう可能性があります。

空室になってしまうと新たな入居者を見つけるにもお金が発生しますし、空室は機会損失になりますので空室を出さないようにすることが重要です。

2020年はマスクが買えない時期に、入居者に対してマスクを配った知り合い大家がいました。

こうした行動は費用よりもより“良い大家さんの物件に住んでいる”という心理的な効果もあるように思います。

入居者に対して、あなたに何ができるか?ちょっとした工夫をすることが今後より求められてくると思います。

今後どうなるかは誰にもわからない

今回の記事では2021年以降賃貸事情がどうなっているかを予測してみましたが、これはあくまで予測であり外れる可能性は大いにあります。

もしかしたら2021年早々にワクチンが全国民に渡り、コロナの脅威が無くなって、昨年までと同じ時代に戻るかもしれません。

しかし大家が取るべき行動で紹介した内容はコロナ有無に関係なく効果的な空室対策なので、他物件との差別化をするためにぜひ行っていただきたい内容です。

今後どのようになっていくかは誰にもわかりませんが、2021年も入居者がどこかに住まなければならないことは変わりません。

そんな中でも、勝てる大家になるために情報収集をしながらより魅力的な物件を作っていきましょう!

ありがとうございました。

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