火災保険 今すぐ見直しましょう!お得な火災保険の掛け方

こんにちは、デルです。

今回は火災保険の話をします。

不動産投資をしている人も自宅を保有している人もみんな物件には火災保険をかけていると思います。

しかし火災保険料をケチって加入していませんか?

私はその考え方は止めた方がいいです。

この記事では私の火災保険の加入の考え方を紹介します。

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火災保険は保証内容を吟味しましょう

物件を購入するとき皆さんは必ず火災保険に加入していると思います。

しかしそのプランは業者の言いなりになっていませんか?

また支払う保険料をケチって保証内容を甘く見ていませんか?

たとえ新築であっても、あまりに安い保証内容にしてしまうのはオススメしません。

なぜなら保険は万が一の時に備える物だからです。

例えば2000万円の物件を購入したのに物件評価額を1500万円とかにしてませんか?

万が一の時、保険保証金が1500万円しか下りなかったら、2000万円の損失です。

万が一の時に備えてしっかり吟味しましょう。

火災保険は火災以外も保証される

火災保険という名前から、火災しか保証されないと考えている人がまだいるかもしれません。

ぜひ今一度保証内容について見てみてください。

火災保険は基本的に”突発的かつ不測の事故”に対して保証されるものです。(地震は除く)

つまり強風による風災や軒天部の破損、窓ガラスが割れたときの修復費など多く保証されることになります。

風でアンテナが倒れたりしてもその修復費用は保険対象です。

今一度あなたの保証内容を確認してみてください。

地震保険の仕組み

地震保険も加入した方が良いです。

なぜなら地震が起因の災害については、地震保険に加入していないと保証されないからです。

今の日本にいて地震への備えは必須だと思います。

地震保険の場合は火災保険とは保証のされかたが異なります。

2020年の時点では物件の評価額の50%が最大保証額で、それぞれ損害のレベルによって評価額の30%、5%と支払われる保証額が決まってきます。

これが物件保証額を上限にしておくべき理由です。

もし評価額が500万円で5%の保証であれば支払われるのは25万円です。

これを保証額2000万円に出来れば5%でも100万円支払われるのです。

当然保険料は保証額に応じて高くなりますが、その差額は災害時の損失よりも大きくなるともいます。

物件の評価額は上限まで上げるようにしましょう。

私の火災保険の考え方

私は上記の状況を踏まえ、物件評価額は上限まで地震保険も加入しています。

なぜなら、今日本は以前にもまして災害大国になっているからです。

2019年は台風15号19号で関東地方で多くの被害が起きました。

2020年も九州の豪雨で家が流されている画像を見た人も多いと思います。

あなたが住んでいる地域、保有している物件の周りでもこうした被害がいつ起きるかわかりません。

その時にしっかり金額的に保証してもらえなければ、保険の意味は無いのです。

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火災保険を見直しましょう

もしあなたがあまり考えずに火災保険に加入しているのであれば、見直しを強くオススメします。

火災保険は元が取れる可能性が高い

たとえ高額の火災保険料を支払ったとしても、毎年のように発生している災害を考慮すれば、あっという間に支払った保険料よりも保証額の方が多くなると思いませんか?

私の場合は台風15号の影響で修繕中の物件で被害がありました。

この時保険料は年払いで5万円程度でしたが、被害の損害金として80万円ほど振り込まれ、大変助かりました。

80万円支払われているので、すでに16年分の保険料が返金されたことになります。

もちろん毎年毎年物件が被害を受けるわけではありませんが、それでも十分に元が取れる可能性は十分にあるのです。

火災保険を見直すなら早くした方がいい

日本はより災害大国の様相になってきました。

毎年のように災害が発生しています。

結果、保険会社も多くの損害保証金を支払う事となり、保険会社の経営に影響が出ています。

つまり、保険料が毎年のように上がっています。

前回は2019年10月に見直しがあり、次回の見直しは2021年の1月が予定されています。

その時、ほぼすべての保険会社が値上げや一部保証内容の見直しを計画されています。

これは2019年の災害を考慮した料金改定ですが、2020年も災害が発生したことを考えると再来年も保険料が値上げされる可能性があります。

もし保証内容を見直すのであれば、年内に切り替えより安いうちにかけなおした方が良いです。

加入する時は長期で契約しましょう

上記の通り、保険料は年々高額になっています。

なので、保険に加入するときはより長期で契約した方が良いです。

なぜなら、長期契約はその保証内容が契約期間中継続されるからです。

2年契約で2年起きに契約する場合は、2年後に保険料が改訂されているとその金額を支払わなければなりません。

10年契約できた場合は、同じ保証内容でもそのまま10年間保証が継続されます。

また、保険は途中で解約すれば、月割計算で返済もされますので、無駄も最小限です。

最長期間の契約を締結するようにしましょう。

加入する代理店も大事

保険に加入する代理店も大事です。

なぜなら保険代理店はその保証額の一部を手数料として保険会社から受けて収益を上げていますが、支払保険料率が多い代理店はその手数料が削減されてしまうのです。

個人経営されている保険代理店などでは、1つの大きな災害で経営が傾いてしまう可能性があります。

そうすると、代理店が保険を申請した時に渋って保証金が十分に受け取れなくなる可能性がります。

こうした心配が無いように、私は大手保険代理店で加入することをオススメします。

大手の場合は複数人保険を申請したとしても契約数が圧倒的に大きいため、大きなダメージにならずむしろ積極的に支払う手伝いをしてくれるケースがあるからです。

大手は契約数をいかに増やすかの方が大事なのです。

個人契約の場合は保険金は非課税

個人で加入していて保険金が支払われても、その保険金には税金はかかりません。

しかし法人の場合は特別収益という扱いになります。

この経理上の科目を気を付けないと私のように損をしてしまう可能性もありますので、注意してください。

この損の詳細はこちらの記事を参照してください。

まとめ

火災保険は万が一の時に備える物ですが、個人的にはまだ歪みが大きい保険商品だと思います。

ちゃんと保証内容を理解していれば保証料として支払った保険料は、保険金として帰ってくる可能性が高いです。

皆さんも保険について見直しをしてみてください。

ありがとうございました。

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