新しい客付けの形!DIY賃貸ってなんですか?

こんにちは、デルです。

最近はいろんな賃貸物件が出てきました。

通常の賃貸に加えて、シェアハウスやインターネット付きはもはやアパートマンションには当たり前になってきましたね。

家具家電付きの物件、高齢者や障がい者を優先的に?受け入れる物件も出てきました。

その中でも私が最近注目しているのはDIY賃貸です。

DIY賃貸とはいったいどんな賃貸物件でしょうか?

スポンサーリンク

DIY賃貸とは?

DIYとは(Do it yourself)の略称で、よく日曜大工などの意味で使われる言葉ですね。

その賃貸ということは、賃貸物件でありながら入居者が自由に部屋をカスタマイズ出来るというのがその内容になります。

実は私の物件でもDIYに関しては大家の許可を取ることで了承している場合があります。

その結果、私の物件の1つではトルコ人のケバブ屋さんに入居頂き、その代わりに大きな冷凍庫が複数庭に設置されたりとしています。

室内は確認していませんが、多少汚されてしまっても長期間入居頂ければ有難いと思って許容しています。

もちろんクリーニング費用は退去時に清算させて頂きますが、原状回復までは特段求めない予定です。

どんな物件がDIY賃貸に向いているか?

一言にDIY賃貸と言っても、いろんなスタイルが考えられます。

ある程度キレイにされている物件から、本当に廃墟のような物件まで様々です。

私の知り合いに非常に安く購入した物件をDIY賃貸としてそのまま貸し出している大家仲間がいます。

ライフラインの整備と残置物の撤去だけで、あとは自ら家を修繕しながら住んでもらっているようです。

その戸建ては家賃相場6万円/月のエリアですが、修繕せずにDIY賃貸として貸し出しているので家賃は3.5万円だそうです。

しかし、購入と諸費用だけですぐに貸し出せているので、利回りは驚異の30%超えだとか。。。

家賃を安く抑えたい特に職人さんなどには広い家を安く借りられるので喜ばれているそうです。

スポンサーリンク

DIY賃貸のトラブル対策

DIY賃貸と言っても退去時には揉める可能性があります。

申告されていないDIYがされていたり、原状回復費用が高額になったりすることがその原因です。

そういったトラブルを回避するために2016年に国土交通省が“DIY型賃貸借に関する契約書式例とガイドライン”を公表しました。

トラブルを回避するために賃貸契約時にDIYを実施する際の具体的な取り決め特約として結ぶことが推奨されています。

また実際DIYを実施する時は工事申請書をもらうなど、最低限の契約内容が記載されていますので、DIY賃貸を計画されている場合は一読をしましょう。

DIY物件に適した物件とは?

DIY賃貸に適した物件はやはり戸建てだと思います。

工事をしているとどうしても近隣への騒音などの迷惑が掛かります。

特に自宅をDIYする場合、昼間は働きに出て帰ってきてからDIYをするケースが多いと思いますので、夜に騒音を立ててしまうと思います。

せっかくDIY賃貸で貸し出しても隣や下の部屋からクレームや退去が出てしまってはもんたいないので、アパートなどでDIY賃貸をする場合はDIY可能な範囲を定義するなどトラブルが起きないようにしましょう。

またDIY賃貸とは言え生活しながらDIYをすることになりますので、最低限のライフラインの確保はしておかないと、さすがに客付けできないので注意してください。

DIY賃貸のメリット・デメリット

修繕費を安く抑える

DIY賃貸のメリットはなんと言っても修繕を自分でしなくてよいということです。

ある程度仕上げたら客付けをスタート出来ます。

修繕はやり始めると手を入れていない部分が余計に汚く見えてしまうものなので、お金をかけすぎないようにしましょう。

またDIYで入居者により素敵な部屋に仕上げてもらえる可能性が高いのでうれしいですね。

入居者が見つけやすい?

DIY賃貸はまだまだ物件数がありません。

しかも修繕が不要な分、大幅に家賃を低く設定できることが出来ると思います。

結果、家賃の安い部屋を探している人など、DIY賃貸を探していない人の目にも触れる可能性があり入居者をより早く見つけられる可能性があります。

長期入居を見込める

DIY賃貸を探す人は賃貸に住みながら自分の快適な住まいを作る可能性が高いです。

自分の快適な住まいを作り上げたら、みんな引っ越したくないですよね?

家賃は安いお気に入りのスペース、理由が無ければ引っ越さないのではないでしょうか?

結果長期の入居に繋がる可能性が極めて高いです。

DIY賃貸のデメリット

DIY賃貸のデメリットは家賃が安することになるので、収益性が悪化することが上げられます。

高利回りで貸し出せても、手残りは少ないかもしれません。

これは費用対効果ですのでDIY賃貸をする場合は、割り切って貸し出すようにしましょう。

また、もし退去になってしまった際、そのDIY内容が個性的過ぎたりすると次の入居者を見つけるのに苦労するかもしれません。

DIY内容はちゃんと確認するようにしましょう。

私もDIY賃貸にトライします!

記事を書くにあたって、少しDIY賃貸について勉強しました。

私は今までやったことがありませんでしたが、次に仕上げようと思った物件はちょうどDIY賃貸にするには向いているような気がします。

ライフラインの整備と最低限生活できるだけのリフォームを済ませて、相場よりも安い金額で貸し出してみようと思います。

また成果報告させてもらいますね!

ありがとうございました。

コメント