こんにちは、戸建て9戸を運営する戸建て投資家デルです。
今日も皆さんのお役に立つ情報を共有していきます。
ぜひ最後までお付き合いください。
先日大きな地震がありましたね。
東日本大震災以来、時々緊急地震速報は来ていましたが、大きな地震ではなかったので今回もどうせ。。。と思っていましたが、意外と大きかったのでビックリしました。
しかし心の準備が少しできたので、割と冷静に対応出来ました。
また直ぐに津波の心配はないとの報道が出ていましたので、気象庁も進化しているんだな~と感じました。
今回は地震保険についてご紹介したいと思います。
私は不動産投資では地震保険は入るべきだと思っています。
今回はその理由について解説していきたいと思います。
地震保険には加入すべき理由
経費になる
不動産投資をしている物件で火災保険/地震保険は経費になります。
もちろん保証料は支払わなければなりませんが、経費として計上出来るのでその分の費用は免除されます。
それにもかかわらず、個人で不動産投資をしている場合に保険を請求し、保険金が支払われたら非課税です。
こうしたことを考慮すると、保険保証料も購入時の経費として計算し利回りへの影響も無くかけられると思います。
長期で加入できて途中解約も可能
2021年1月の改定で多くの保険会社で火災保険の長期加入期間は最大で5年になってしまいました。
とはいえ、今回の件もあり大きめの地震が発生する確率は高いと思います。
5年間の保証で加入することで多少割引されますし、加入時の保証内容が継続されますので、保険料金や保証内容が改定されても影響ありません。
もし、5年保有せずに売却するときは、保険の返戻金が戻ってきますので期間中だけ保険をかける形になります。
物件にもよりますが、戸建の場合5年間でわずか30万程度で最大1000万円程度の保証が受けられるのが地震保険です。
かけることをケチって大きな被害が発生するよりも、経費と割り切って加入する方が、賃貸経営者としては正しい判断だと思います。
地震保険の保証範囲
地震が原因で発生した火災は保証対象外
地震発生により、火災が発生(隣家の火が燃え移ることも同様)した場合、もし地震保険に加入していないと保証が受けられません。
阪神大震災の際、多くの家屋が倒壊しましたがしかし実際被害が大きかったのは朝食を準備していた時のコンロ火が燃え広がったことによる火災の被害が大きかったと言われています。
地震保険に入っていなければ、たとえ全焼してしまったとしてもこれを保証してもらうことが出来きません。
水害も同様
東日本大震災の時は多くの家が津波で飲み込まれていました。
しかしこれも地震が起因なので、本来であれば保険は支払われません。
東日本大震災の場合は、あまりに被害が大きかったので国やボランティアなどの皆さんがサポートしてくれていましたが、火災保険では保証対象外となってしまいます。
地震起因の被害には地震保険しか保証してもらえませんので改めて加入要否を検討してみてください。
地震保険の申請方法
火災保険の場合、被害の大小にかかわらず、被害写真と修繕の見積もりを準備し保険会社で査定され、被害が大きい場合には鑑定人が現地確認をして、最終的に査定金額が決定する段取りになります。
しかし地震保険の場合は、被害写真や見積もりを申請時に準備する必要はありません。
加入した保険代理店もしく保険会社に直接被害報告をすることで、保険監査人が物件を見に来て、被害のレベルに合わせて破損具合を判断される仕組みです。
その監査人の判断により、全損、半損、一部損など保険支払い比率が変わります。
被害に遭った部分をしっかり確認してもらう意味でも同行する方が良いと思います。
その時、監査人はクラックスケールと言ったクラックの大きさを測る道具などをもって物件を確認するはずですので確実に確認されているか、また自分の勉強のためにどういった損傷が地震保険の対象になるのかを教えてもらうつもりで応対しましょう。
後日、監査人がどういった結果だったかを連絡してくれると思いますので、納得が行かなかった場合はその旨保険会社に再連絡し、再度監査してもらえるようにお願いしてみましょう。
地震保険なんて申請が面倒くさいよ、というあなたへ
ご自宅などでも火災保険や地震保険に加入しているのに、被害に遭っても請求しない人が居ます。
これが火災保険料が未だに割安と言える所以です。
火災保険に加入はしていても、台風や地震で被害が出ているにもかかわらず申請しない人が日本人は非常に多いです。
しかも、火災保険や地震保険は自動車保険とは異なり等級がありません。
つまり保証金額に合わせて金額が変わるだけで、何度申請しても保険料の増額などはありません。
最近は3年連続で大規模災害が発生しそのたびに多くの保険金が支払われていたので、保険会社も保険料を上げてきていますがそれでもまだまだ割安だと思います。
しっかり保証内容を確認して、万が一の時はしっかりと保証してもらいましょう。
まとめ
自宅にしろ不動産投資にしろ火災保険を最低限にしてコストを浮かせようとする人が多くいます。
しかし実際は火災保険も地震保険も本来の保険の在り方としてもっとも適している保険だと思います。
逆に社会保険制度がしっかりしている日本において医療保険や生命保険に高額な費用をかけている方がもったいないと思います。
その保険料を火災保険や地震保険に切り替えた方がよっぽぼ費用対効果は高く、充実した保証を受けられると思います。
もし高額な医療保険、生命保険及び学資保険などに支払っているのであれば今すぐ見直すことをオススメします。
災害はいつくるかわかりませんから。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
コメント